日本テレビのニュース番組では「投票前に考える それって本当?」と題し選挙前に溢れる情報とどう向き合っていくかを伝えている。きょうのテーマは「選挙が“推し活化”って本当?」中央大学山田昌弘教授は「自分の好きなものを応援したいという活動を推し活というが選挙で誰を選ぶかというときに好き嫌いで、誰が当選してもそれほど自分たたいの生活も変わらないと思えば好きか嫌いで投票し好きな候補が票を集めればそれが幸せ、選挙自体が推し活のイベントの場みたいになっている」などとした。また「推し活の最大の特徴は推しを応援して活躍すること自体が喜び、それが選挙に出てきたというのはAKB48総選挙に源があると思う。当選で自分にとって良いこと、見返りがあるということではなく純粋に応援・当選させたいという気持ちが選挙の推し活化」とした。山田教授は推し活化は小泉政権の誕生ぐらいから始まったとし小泉さんがなにかしてくれそうだというキャラクターを応援したという人はたくさんいるとする。課題としては推し活化の政策が本当に自分・日本にとっていいのかは脇に置かれその人を信用しようというふうになってしまう、小泉さんらの時代はまだ政策が争点とされたが近年は政策的な争点より候補者のキャラクターに左右されている面が強まっていてまだ推し活化で投票する人は少数だが、強烈なキャラクターをもった人が独裁的な考えを持っているなど日本社会が変な方向にいってしまう可能性があり今後リスクも少しずつ高まってくると指摘した。投票前に気をつけることについては「”好き”で投票することは悪いことじゃないが立ち止まって言ってることは本当なのか、本当に自分・社会にとっていいか考えてみることも必要だと思う」とした。選挙関連の偽・誤情報は日テレ 情報提供から募集。あすも「それって本当?」を伝える。