橋本選手のすごいところは、世界トップ驚異のスピード。橋本は世界のトッププレーヤーになりたいと、東京パラリンピック以降、練習環境をがらりと変えて車いす操作のチェアワーク、スピードをひたすら磨いた。武井はパリ大会を目前に控えた橋本勝也を訪ねた。小刻みに素早く動く巧みなチェアワーク、スピードを生かした得点力が持ち味。橋本が貪欲に技を磨いてきたのには理由がある。前回のパラリンピックでは橋本は19歳。層の厚いベテラン勢が活躍する中、出場する機会はほとんどなかった。悲願だった金メダルを逃し、銅メダル。橋本もチームも悔しさの中、東京大会は終わった。試合後、エースの池崎大輔からかけられた言葉が、橋本のモチベーションになっていった。東京大会後、橋本は練習時間を増やすために、当時、勤めていた地元・福島の役場の仕事を辞め、アスリート雇用で民間企業に転職する。
7年前から車いすラグビーを取材してきた武井は、世界が注目する橋本の現在の走りを間近で体験する。突如、橋本の申し出で対決に。果たして、どこまで世界のスピードについていけるのか。橋本はとにかく小刻みに腕を動かし、最初からスピードを上げていくスタイル。橋本の努力が成果となってあらわれたのが去年の国際大会。世界最高峰といわれるオーストラリアの選手たちでも、橋本を止めることが出来ない。今や世界の脅威となった橋本は、磨き上げたチェアワークとスピードでパリ大会に挑む。パリ大会の直前となる6月に行われた国際大会では、日本はなんと金メダルを獲得している。悲願の金メダルがパリの地で見られることを心から願っている。
7年前から車いすラグビーを取材してきた武井は、世界が注目する橋本の現在の走りを間近で体験する。突如、橋本の申し出で対決に。果たして、どこまで世界のスピードについていけるのか。橋本はとにかく小刻みに腕を動かし、最初からスピードを上げていくスタイル。橋本の努力が成果となってあらわれたのが去年の国際大会。世界最高峰といわれるオーストラリアの選手たちでも、橋本を止めることが出来ない。今や世界の脅威となった橋本は、磨き上げたチェアワークとスピードでパリ大会に挑む。パリ大会の直前となる6月に行われた国際大会では、日本はなんと金メダルを獲得している。悲願の金メダルがパリの地で見られることを心から願っている。