東西40km、南北20kmに及ぶ丹沢山地。1500m級の山々が連なり、神奈川の屋根とも呼ばれている。その中央にそびえるのが最高峰・蛭ヶ岳。鈴木友博さんが丹沢山地を案内。丹沢山地のオススメは「大展望の山歩き」「紅葉」だという。用木沢沿いを歩き、富士山の大パノラマと紅葉を楽しみながら檜洞丸へ。ダイヤモンド富士の絶景を堪能し山小屋で1泊。2日目は黄金色に輝くブナの森を抜け、蛭ヶ岳の山頂へ向かう。
丹沢山地の道中には鎖場がある。ストックは使わず、鎖を補助的に使うことを意識して登る。落石のリスクを避けるため、一人ずつ。険しい登り道の後には熊笹の峰という一息つける場所がある。出発から5時間、檜洞丸に到着。今回は青ヶ岳山荘に宿泊する。この日はダイヤモンド富士を拝むことができた。
2日目、蛭ヶ岳山頂を目指す。まず、その手前にある臼ヶ岳を目指した。丹沢山地は細かいアップダウンがあるため、息があがらないように歩くのがコツだという。道中、シカと出会った。臼ヶ岳はブナが紅葉を迎えていた。臼ヶ岳から蛭ヶ岳に向かう山道には300mほどの険しい急登が待ち構えている。1673mの蛭ヶ岳山頂には富士山の大パノラマが広がっていた。