さらに利上げする用意があるとFRBのパウエル議長は述べている。講演で改めてインフレ抑制を優先する姿勢を示した。アメリカ西部で開かれているシンポジウムのジャクソンホール会議。植田総裁やラガルド総裁も参加。注目されたのはパウエル議長の講演だった。2022年には記録的なインフレに見舞われたアメリカ。消費者物価指数が上昇したがその後は落ち着く傾向を示した。にもかかわらずなぜインフレ抑制を優先するのか。背景には強すぎると言われるアメリカの経済状況がある。先月の住宅着工件数は前の月に比べ、予測を大きく上回っている。観光や飲食などのサービス産業を中心に需要が急速に回復。パウエル議長あh、個人消費も非常に堅調だと述べた。元IMFの専門家は、金融引き締めを続けることはたしかだという。