ECBは26日の理事会で、主要政策金利の据え置きを決定した。利上げを見送るのは2022年6月以来、11会合ぶり。利上げの見送りでECBの主要政策金利は4.5%に、民間銀行がECBに資金を預ける際の中銀預金金利は、4%に維持される。インフレが鈍化傾向にあることや、これまでの利上げの影響による景気減速への懸念から見送りが適切と判断したもの。また中東情勢についてラガルド総裁は、「短期的にエネルギー価格を押し上げる可能性があり、中期的な見通しをより不透明にする」として、状況を注視する姿勢を示している。
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