EU(ヨーロッパ連合)は外相会議を開き、ウクライナのシビハ外相もオンラインで参加して、ロシアによる侵攻が続くウクライナへの支援について協議した。会議のあとEUのボレル上級代表は記者会見を行い、冬を迎えロシア軍がエネルギー施設を相次いで攻撃したことを踏まえ、「プーチン氏は和平交渉をする気もなく、ウクライナを征服し服従させるという目標を達成するために戦争をエスカレートさせている」と非難した。そのうえで北朝鮮とイラン、中国の3か国を名指しし、「北朝鮮、イラン、中国なしにはロシアは戦争を継続できない。この3か国が兵器を供給しているという報告を懸念している」と述べた。EUによると、会議ではウクライナ支援の継続を確認したという。