アメリカメディアは2日、トランプ大統領が今週、中国の習近平国家主席と会談する可能性が高いと報じた。CNBCがホワイトハウス高官の話として伝えたもので、両首脳は非常に近いうちに話し合うという。米中両国はここ数日、貿易協議の合意違反を巡り互いを避難する状況となっていた。一方、EUは対米報復関税を7月14日より早い時期に発動する可能性があると明らかにした。EUはアメリカと4日に閣僚級の貿易協議を行う予定だが、EUの報道官は2日、双方が合意に至らなければ報復措置を早める用意があると述べた。また貿易交渉を巡っては、トランプ政権が相手国に対し相互関税回避に向けた「ベストオファー」を4日までに提示するように要求しているとロイター通信が報じた。