きのう投票が行われた東京港区長選挙、無所属の清家愛氏が自民党と公明党が推薦した現職を破って初当選した。港区で初の女性区長となる元港区議会議員の清家愛氏はけさ、街頭に立って区民に抱負を語。きのう行われた港区長選挙で清家氏は5期20年務めた現職の武井雅昭区長をおよそ1500票差で破った。一方、首都圏では4月以降、自民党から公認や推薦を受けた候補が敗れる選挙が続いている。4月の目黒区長選挙では推薦した候補が4位で落選。衆議院東京15区の補欠選挙は公認候補の擁立を見送った。先月には神奈川県小田原市長選挙で推薦した現職が元市長に敗れ、2議席の欠員を巡って争われた東京都議会議員目黒区選挙区の補欠選挙でも公認候補が及ばなかった。都内で苦戦が続く状況について自民党東京都連の関係者は応援する候補者で負けが続いているのは厳しい。ただ今回は自民党への逆風によって負けたとは捉えておらず実績をPRしきれなかった結果だと受け止めていると話していた。