1991年に佐藤浩市さんが上杉謙信を演じられた当時のこと。映画の撮影で中国に行って、ずっと馬に乗っていた。川の中を走るカットを撮る時、川の真ん中を行くけど、本番は右にズレてみようかなと思ったら、川が急に深くなっていた。中に大きな石があって、その上に馬が乗っかってしまって、前に落ちた。顔を上げた瞬間、後ろから来た馬の蹄が額に当たった。そこで、自分という人間の運を感じたのは、もし何秒が早く上がってたら、鼻の真ん中に蹄が当たって、アウト。もし水の中で反転しなかったら、後頭部をやられていた。どちらにしても絶命してた。その後は、戸板に乗っけられて病院。
