東京電力は再稼働を目指す新潟県にある柏崎刈羽原子力発電所6号機で、きょう午後、原子炉に核燃料を入れる作業を始めた。作業や検査が順調に進めば、今年夏ごろまでに設備面の準備が最終段階に入る見通し。原子炉建屋のプールに保管されている872体の核燃料を1体ずつ専用の装置でつり上げて原子炉に入れていき、完了までには約2週間かかる見通し。柏崎刈羽原発の再稼働をめぐっては地元同意が焦点になっていて、新潟県の花角知事が県民の意見などを聞いた上で、再稼働の是非について、どのような判断を示すかが注目されている。
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