- 出演者
- 利根川真也 池田伸子 伊藤海彦 清永聡 志賀隼哉 瀬戸光 黒田菜月 田中美都
オープニング映像。
オープニングの挨拶。
大雨被害が相次いでいる。住宅が浸水したらどうすればいいのか?信州大学の中谷岳史助教に聞いた。自身も浸水被害の経験者である。床上浸水の応急対策を紹介。作業の前にブレーカーを落とす、被害の写真を撮影し、り災証明書・保険の申請に必要となる。濡れた畳などをすべり止めにする。まずは濡れた家財道具を運び出して室内の掃除をする。浸水被害後48時間でカビが急激に増加するので、室内の清掃を急ぐ必要がある。拭き取りではカビ防止はできないので、中性洗剤を使いモップで床洗浄をする。壁も乾燥させることが必要。床下浸水の応急対策にはダクトファンを使用する。ダクトファンを使い床下から風を送って乾燥させるのが良いという。自宅浸水は早く手助けを求める必要がある。住宅は私有財産のため行政サポートはすぐには届かない。周囲の人やボランティアに早く手伝いに来てもらうようにする。中谷助教は水害リカバリーマニュアルは国内では未整備なので研究者や実務家が連携して整備する必要があるとしている。
東京・八王子の久保田大治郎さんは軽度の知的障害とADHDの特性があり外出は常に家族と一緒だった。去年7月、母親が目を離した数分の間に自宅からいなくなり、6日後亡くなっているのが見つかった。大治郎さんはバスに乗って駅に向かい、運賃で運転手とやり取りをしていた。駅では駅員にトイレを借りると伝えて改札内に入り、その後山梨県の無人駅で下車、川の方に向かいその日のうちに溺れて亡くなったとみられる。大治郎さんの異変に気づくことはできなかったのか?八王子市は地域で認知症の人を見守るSOSネットワークという仕組みの対象に障害のある人も加えることを決めた。市ではSOSネットワークに専用アプリを活用している。行方不明になった人の情報を登録すると、アプリ利用者の間で情報が共有され目撃情報の提供を呼びかける仕組み。市によると、現在の登録者は25000人で交通機関の職員などにも登録を呼びかけている。認知症の人向けに配られていたシールを障害のある人にも配布することにした。異変に気づいた場合、周囲の人が電話番号に連絡・IDを伝え、家族などに知らせる仕組み。市はカバンや靴に貼って活用してほしいとしている。
障害のある子どもの行方不明を防ぐための取り組みを紹介。群馬・太田市の障害児の親たちで作る団体が製作したグッズ、1人でいたら迷子でると書かれたタグには気づいた人が取るべき具体的対応も記載されている。地域の人たちも含めた仕組み作りが求められている。
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