最低賃金の目安を決める厚生労働省の審議会が先ほどから始まり、今年度の引き上げ額についての議論が始まった。物価上昇が続く中で、過去最大となった去年を超える引き上げ額となるかが焦点。審議会には有識者、経済団体の代表、労働組合の代表が参加し、労働者の生活費や企業の支払い能力などを考慮し、引き上げ額の目安を決める。2023年度の引き上げ額は過去最大の43円で、全国平均は時給1004円。政府は2030年代半ばまでに全国平均で時給1500円に引き上げたいとしている。
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