2024年のスポーツ界を沸かせた人たちが集結。日本のプロスポーツ界の発展に貢献した選手や団体に贈られる「第54回内閣総理大臣杯 日本プロスポーツ大賞」授賞式典が行われた。過去には大谷翔平が大賞を受賞するなど、各競技のスターたちが受賞してきた。今回は去年のパリオリンピック・パラリンピックで活躍した選手たちが続々と受賞。殊勲賞・NHK賞を受賞したのは史上最年少18歳で車いすテニス・男子シングルスで金メダルに輝いた小田凱人。今後、目指すのは4大大会と五輪全てを制覇する“生涯ゴールデンスラム”。残すは全米オープンのみ。プロ野球界からは去年、26年ぶりの日本一に輝いた横浜DeNAベイスターズが特別賞を受賞。代表して三浦大輔監督が表彰を受けた。大賞に輝いたのは日本女子初、陸上フィールド種目で金メダルを獲得したやり投げの北口榛花。パリ五輪後、北口榛花は紫緩褒章、新語・流行語大賞トップテン、アスリート・オブ・ザイヤーなど15回以上受賞している。北口榛花は「鐘を鳴らしているところとカステラを食べているところばかり映される、私が“やり投げ選手”ということを忘れないでほしい」と語った。