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「段ボール製 銚電ワンハンドル2000形」 のテレビ露出情報

4月から「犬吠崖っぷちライン」と愛称を新たにした千葉県ローカル鉄道「銚子電鉄」。夏恒例の「銚電まつり」でも今年新たな取り組み“G7サミット”が行われた。GAKEPPUCHIの「G」と7団体で「G7」。異業種の企業などが集まり、販路の連携や協業アイデアなどが話し合われた。主力商品「ぬれ煎餅」の原材料となるコメの価格高騰などで2024年度は4期ぶりに赤字に転落。こうした逆境をはねのけようとG7サミットを開催した。祭りの会場ではG7メンバーの企業も出店。今回の銚電まつりでは赤字脱却に向け、もう一つの狙いが銚電の海外進出。祭りには3月に銚子電鉄のアンバサダーに就任した台湾の人気YouTuber・リンリンさんが参加し会場を盛り上げた。海外進出のターゲットは台湾。銚子電鉄・竹本勝紀社長は「7年前に台湾鉄道との姉妹提携を結んだ。台湾との関係をより密のものにしたいという思いから、台湾との提携を考えたイベントを『銚電まつり』として行っている」と話した。
去年6月、銚子電鉄の取締役に就任した運転士・西上逸揮さんは先月台湾を訪れ、アンバサダー・リンリンさんと姉妹提携を結んだ蘇澳線の視察に向かった。台湾の北東部・宜蘭県を走る蘇澳線へは台北駅から電車で約2時間の距離。亀山島は海岸から約10km離れた島で、亀の形に見えるのが名の由来とされている。途中、特急電車から普通電車に乗り換え、その車両がそのまま蘇澳線に乗り入れる。車両は1995年製。蘇澳線は蘇澳新駅を出発し、蘇澳駅までの1区間約3.4kmの路線。蘇澳は太平洋に面した南北に伸びる地域で、銚子と同様に漁業が盛ん。蘇澳の漁港に隣接す三魚市場を覗くと銚子でも水揚げされるサバのほかマグロも有名。地元ではどんな料理が食べられているのか海鮮レストランを訪れると、マンボウがおすすめだという。続いて向かったのは蘇澳冷泉。犬吠埼の温泉は太平洋を一望できる露天風呂が人気で、日帰り入浴施設も充実している。一方の蘇澳冷泉は100年以上の歴史があり、台湾各地から多くの観光客が訪れている。1895年の日本統治時代、日本人によって発見、開発された。炭酸の冷泉は血流を促進する効果が期待される。台湾を視察した狙いについて、銚子電鉄・竹本勝紀社長は「台湾マーケットを非常に重視しており、そのための商品をひそかに開発しているところ」と話した。

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