奈良文化財研究所に保管されていたのは、広島城の天守を描いた実測図。原爆によって破壊される前に作成されたもの。戦時中、空襲によって失われた城のうち、実測図が残っているのは全国で5城。そのうち3城は、中国地方にある。専門家が注目するのは、断面の実測図。梁の構造など、写真からはわからない内部の構造も正確に再現できるという。実測図などをもとに再現すると、広島城には、天守から廊下でつながる2つの小天守がある。2つの小天守と大天守が連結した造りは、他に例がない。専門家によると、大坂城天守の次の天守を建てるのが豊臣秀吉の命令で、大坂城を超えてはいけなかった、広島城の築城者・毛利輝元は、大天守だけで見れば、大坂城より小さいが、2つの小天守を合わせることで、全体としては大坂城をはるかに超える日本一の城を造ったなどと話した。
住所: 山口県防府市多々良1-15-1
URL: http://www.c-able.ne.jp/~mouri-m/
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