トランプ政権が厳格化を進める留学生の受け入れ。目的は反ユダヤ主義排除の他にも、「反知性」があるとされている。トランプ大統領は、保守的な立場と相容れない人種や性差別など社会問題への意識が高い人々を揶揄しているため、全国の一流大学を批判してきた。ハーバード大学の学生は「トランプ氏にとって、人々が知識を持つことは脅威なのでしょう」などと話した。留学生を制限するもう一つの理由が「半中国」。28日にはルビオ国務長官が中国人留学生のビザを積極的に取り消すと表明。中国共産党と関わりのある学生や、重要な分野を専攻している学生を中心にするとしている。アメリカ国務省によると、2023年度中国からアメリカへの留学生は27万年以上にのぼり、トランプ政権は多くの中国人が流入することを懸念している。きょう夕方、中国政府は「差別的なやりかたはアメリカが一貫して吹聴している自由・開放が嘘だということを暴き、アメリカ自身の国際的イメージや国家の信用をさらに損ねるだけだ」などとしている。