河野キャスターはハーバード大学マイケル・サンデル教授に話を聞いた。サンデル教授は多くの人がエリート層から軽視されていると感じておりその不満がトランプ氏の支持につながっている、格差の拡大と成功に対する意識の変化が関係していると指摘した。90年代以降に民主党政権も市場を重視し経済のグローバル化を加速させた結果、工場は海外に移転し国内産業が衰退。格差の拡大が進み民主党は労働者の期待に応えられなくなっていく。さらにバイデン政権は気候変動対策を最優先にし石油産業を規制したことで人々の反発を招いている。サンデル教授はかつて民主党は権力者に対抗する大衆の党だったが今では共和党と立場が逆転したかのようだ、トランプ氏は民主党に投票してきた労働者を含む多くのアメリカ人の不満の代弁者になっていると指摘した。