14日、ワシントンのホワイトハウス南側大通りで約1.4キロの軍事パレードが行われた。アメリカ独立戦争の衣装をまとった部隊の行進から始まり、小型ドローンや四足歩行ロボットといった新型兵器も登場するなど陸軍250年の歴史を紹介する内容となっていた。見物客がパレードを楽しむ一方で全米各地の2100か所以上で反トランプデモが行われ、少なくとも500万人が参加した。ボストンで抗議デモを指揮したローガンキース氏は「参加者には催涙ガスやゴム弾が浴びせられた」と述べた。今月初め、不法移民の取り締まりを巡りトランプ政権への抗議デモがロサンゼルスで発生。政権側は州兵や海兵隊を投入し厳しい取り締まりを行っている。軍事パレード当日も反トランプを掲げるデモ隊の一部が過激化。警察が制圧する事態となった。そうした中、ミネソタ州では民主党の州議会議員2人とその家族が銃撃される事件も。