SNSの問題に加えて選挙制度のあり方について見直しを求める声がある。政治学が専門の中央大学法学部・中北浩爾教授に聞いた。比例代表での得票差は自民党と中道改革連合で2倍程度。だが小選挙区での勝敗が全体の議席数を大きく左右した。2位以下の票は、いわゆる死に票になった。政権交代可能な2大政党制を目指す、現在の小選挙区比例代表並立制には1994年に移行した。2009年に民主党が自民党に圧勝して政権交代を果たしたが、2012年には自民党が大勝して政権に返り咲いた。第二次安倍政権以降は野党が多党化し、安倍一強と呼ばれる状況が続いた。中北教授は、野党がますます多党化している現在、選挙制度の見直しが必要だという。
