米・ミシガン州デトロイトから中継。急進左派や民主社会主義の政治家や候補が訴えるイスラエルへの批判的な姿勢はなぜ支持者に響いているのか。物価高の影響を受けやすい若者を中心にエルサイード氏のイスラエルを支援する予算を見直すべきという主張が響いている。特にエルサイード氏は対立候補が親イスラエル政策推進の団体「AIPAC」から巨額の資金を受けていることを問題視し、その主張が支持を広げてきた。イランへの攻撃に踏み切ったトランプ政権や止められない民主党政治家に不満を抱えていた。エルサイード氏は対立候補であるスティーブンス候補へのAIPACからの献金は3000万ドル(約47億円)にのぼっていることを批判してきたほか、「政治家ではなく有権者のポケットにお金を」と主張し、大企業などからの献金の禁止を訴え、既存の政治家に対する不満も取り込んできた。一方、路線の対立が続く民主党内の穏健派と急進左派の間には火種が増えた格好。AIPAC、それに対抗する多くの政治資金を予備選から投入してしまうことで中間選挙でトランプ大統領、共和党を利することにならないか、民主党内でも懸念が出ている。
