気象庁は今年の夏、猛暑の要因となりうるラニーニャ現象が発生する可能性が高まってると発表。去年を上回り今年も史上最高に暑い夏になる可能性もある。今日の都心は、最高気温27.2℃、午後4時時点で25.2℃。去年6月~8月の平均気温が、日本では1898年統計開始以降125年間で最高となった。暑くなる原因はラニーニャ現象。ラニーニャ現象やエルニーニョ現象は数年に1回程度発生していて、1949年以降、ラニーニャ現象17回、エルニーニョ現象19回発生。今年ラニーニャ現象が発生する確率が、夏にかけて50、秋にかけて60%。ウェザーニュースの一昨日の発表では、今年は全国的に梅雨入りが平年より遅く、梅雨明けは平年並みの予想。一方で、梅雨期間の雨量は全国的に平年並みか多くなる見込み。猛暑になった場合、専門家によると飲料や電気代などの消費特に増えるという。逆に消費が減るものは、ガス代や食材など。麺類の消費が増えるため、パンや米の消費が減るという。経済への影響は、短期的にはプラスだが一過性で、中長期的には日照りや干ばつの予測は難しく、円安・物価高の影響で秋以降消費が落ち込むと見られている。