気象庁によると東日本と北日本の上空にはこの時期としては強い寒気が流れ込んでいるうえ、日本海を東寄りに進む低気圧に向かって湿った空気が流れ込んでいる影響で、大気の状態が非常に不安定になっている。東海や北陸で雨雲が発達していて、午前11時までの1時間には愛知県が岡崎市に設置した雨量計で39ミリの激しい雨を観測。東日本と北日本ではあすにかけて大気の不安定な状態が続く見込みで、気象庁は落雷や竜巻などの激しい突風、局地的な激しい雨、それにひょうに注意するよう呼びかけている。辺りが急に暗くなったり冷たい風が吹いたりするなど、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、頑丈な建物の中に移動するなど安全の確保を。