- 出演者
- 山内泉
オープニング映像が流れ、出演者が挨拶。
気象庁によると東日本と北日本の上空にはこの時期としては強い寒気が流れ込んでいるうえ、日本海を東寄りに進む低気圧に向かって湿った空気が流れ込んでいる影響で、大気の状態が非常に不安定になっている。東海や北陸で雨雲が発達していて、午前11時までの1時間には愛知県が岡崎市に設置した雨量計で39ミリの激しい雨を観測。東日本と北日本ではあすにかけて大気の不安定な状態が続く見込みで、気象庁は落雷や竜巻などの激しい突風、局地的な激しい雨、それにひょうに注意するよう呼びかけている。辺りが急に暗くなったり冷たい風が吹いたりするなど、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、頑丈な建物の中に移動するなど安全の確保を。
シンガポールで開かれているアジア安全保障会議で中国・董軍国防相が演説した。董国防相はまず「世界は今、分岐点に立っている」としたうえで、対立する米国との関係にも触れ、「両国な関係を築く方法を見つけることが重要だ」という考えを示した。そのうえで先月の台湾・頼清徳総統の就任演説のあと、中国軍が周辺で軍事演習を行った台湾について「台湾問題は核心的利益の中の核心だ」としたうえで、「現在の問題は民進党当局がじわじわと台湾独立を推し進めていることだ」と述べて非難した。そして台湾については「完全に中国の内政問題で外部勢力が干渉する権利はない。台湾を中国から引き離そうとする者は必ず自滅する」と述べ関与を強める米国を念頭にけん制した。中国としては董国防相が初めて参加したアジア安全保障会議でみずからの立場を主張した形だが、会場の参加者からは台湾の周辺で軍事演習を行った中国の姿勢を批判する指摘も聞かれた。
中国・浙江省の港を拠点とする中国海警局の海警2901は、全長165m、排水量は約1万トン、76ミリ砲を備える海警局最大級の船。NHKが過去5年分のAISのデータを分析。この2年でみずからの位置情報を発信しながら東シナ海の日中中間線付近を航行する動きが目立ち始めている。時折、中間線を越えていたほか、日中両政府が2008年に共同開発することで合意したものの、中国側が一方的な開発を進めているガス田付近をたびたび航行。ことし2月には台湾が実効支配している東引島の東側の海域を、4月には沖縄県の尖閣諸島の沖合約80kmまで近づくなど位置情報を発信して航行する示威行動ともいえる動きを活発化。中国メディアでは習近平国家主席が去年11月、海警2901が配備されている司令部を視察し、東シナ海で航行中の乗組員からモニター越しに直接報告を受ける様子や法執行能力の強化を指示する様子が伝えられている。関係者によると中国側としては、海警2901を東シナ海に継続的に航行させることで、沖縄県の尖閣諸島周辺を含めた東シナ海での存在感を高めるとともに日本側の出方を見るねらいもあると見られ、海上保安庁が注視している。
米国の航空機大手、ボーイングが開発している新しい宇宙船「スターライナー」の打ち上げが直前で延期になった。打ち上げは試験飛行として初めて宇宙飛行士が乗っていて、カウントダウンの途中で延期されるのは先月に続いて2回目。「スターライナー」は、ロケットの先端に搭載され、NASAの宇宙飛行士2人を乗せて、南部フロリダ州にある発射施設から日本時間の2日未明に打ち上げられる予定だった。しかし、打ち上げまで4分を切ったところで、ロケットに関係する地上側のコンピューターの不具合でカウントダウンが止まり、打ち上げは延期された。ボーイングなどは詳しい原因を調べた上で次の打ち上げの期日を決めるとしていて、最短で今月5日に再び打ち上げを行うことにしている。スターライナーは開発が当初の予定よりも遅れているが、行士が搭乗し、打ち上げから帰還まで問題なく行えるかを確かめるのがねらいで、実用化に向けて開発は最終段階に入っている。
大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手を色のついた稲で描く田んぼアートで表現しようと、きょう出身地の岩手・奥州市で田植えが行われた。大谷選手の田んぼアートは、コメ農家などが地元を盛り上げようと企画し、今回は「野球しようぜ!」をテーマに大谷選手の姿や愛犬・デコピンが描かれる。農家、中学生、親子連れなど約100人が参加。実行委員会・今野一栄委員長は「奥様はもう図柄が決まっていたので入れられなかったが、デコピンちゃんだけはなんとか入れようと」と語った。大谷選手の田んぼアートは今月末から楽しむことができ、中でも来月中旬から見頃を迎える予定。
ドジャース・大谷翔平選手と今シーズン6勝目を目指す山本由伸投手がロッキーズ戦にそろって先発出場している。山本は中5日での登板。大谷は2番、指名打者。試合は現在も続いている。
エンディングの挨拶。