気象庁は2日、長野と岐阜の県境にある焼岳について、微小な火山性地震が増えているとして、注意を呼びかけている。現在の焼岳の噴火警戒レベルは1で、気象庁は引き続き活火山であることに留意するよう呼びかけている。一方、山頂付近を震源とする微小な火山性地震が増えていて、1日までの10日間に64回発生。2日だけでみると、午後3時までに15回発生している。また、山頂付近では緩やかな膨張を示すと考えられる変化が続いていて、気象庁は中長期的に火山活動が高まっている可能性があるとして、火山活動の推移に注意するよう呼びかけている。