南海トラフ地震臨時情報について気象庁と内閣府による会見。内閣府の防災担当から、今後の対応について。政府としては、これまで日頃からの地震への備えの再確認や、すぐに逃げられる態勢での就寝などの特別な注意を呼びかけてきた。この間、地震活動や地殻変動に特段の変化が観測されなかったことから、特別な注意の呼びかけにつきては、17時をもって終了した。しかしながら、日頃からの備えは極めて重要だとした。日向灘の地震活動は8日の地震発生当初は活発だったが、時間の経過とともに地震活動は低下する。過去の事例は1996年10月にマグニチュード6.9の地震、同年12月にマグニチュード6.7の地震が発生したように、少し期間を置いて、同程度の地震が発生したこともある。政府では、地震の発生から1週間経過したことから、本日特別な注意の呼びかけを終了する。昭和東南海地震、昭和南海地震の発生から約80年が経過していることから、切迫性の高い状態。いつ大規模地震が発生してもおかしくないとした。