強い台風10号は発達しながら北上を続けている。28日以降、強い勢力で東日本から西日本に接近上陸し、その後列島を縦断するおそれがある。今後の進路や注意点について気象予報士の岡田沙也加の解説。台風10号はこれから海水温の高い海域を進む予想。まだこれから発達のピークを迎えそう。コースだが、昨日に比べると西回り西寄りに変わってきている。火曜日には非常に強い勢力、水曜日には多少勢力を弱めるものの強い台風として西日本に上陸する可能性が高くなっている。では、いつから影響が出てくるのか。今日既に出ているが、明日からは長く続く雨に変わっていく。火曜日には雨とともに風も強まる予想で今のところピークとなるのはこの水曜日、中心に近い東海を中心に暴風が吹き荒れて、大荒れの天気となりそう。また台風の右側に当たる関東の皆さんも注意。また今日すでに湿った空気が流れ込んであちらこちらで雷雲がわいている。午前中は日本海側が中心だったが、午後になると発雷確率が関東など太平洋側でも高くなる。局地的には滝のような雨が降りそうなので晴れ間が出ていたとしてもこのあと天気の急変に注意。