岩手県北部にある久慈港を見渡せる高台から中継。きのう津波警報が出されていた際は白波が立つほど一時激しくなった海だが、きょうは打って変わって静かに雨が降り、波も穏やかな様子だ。午前7時半を過ぎたあたりから船が数隻沖に出る様子が見られる。きのう岩手県一部で震度5弱、久慈市では震度4の揺れを観測した。またこの地震により岩手県の太平洋沿岸には一時津波警報が発表され、約2万3000世帯4万7000人ほどを対象に避難指示も出された。地震発生から約40分が経過したきのう午後5時34分、久慈港では80cmの津波を観測した。現在は津波警報や避難指示は解除されている。今後しばらくは強い揺れへの警戒を続けるとともに海面変動にも十分な注意が必要だ。専門家はきのうの船を沖に出すという動きについて「港や湾に入ると津波が高くなる。船は沖合に出てしまえば津波の影響はほとんどないことから漁師さんなどは船を出すことがよく行われる。」などと説明した。80cmという津波の高さについては「『検潮儀』というフィルターがかかっていて、本当の海岸ではもっと大きな波になった可能性がある。長周期のフィルターが気象庁にはかかっているので、かなりならされた高さになっている。」などと説明した。
