自分たちが使う場所に危険な場所があると茨城・水戸市の水戸市立常澄中学校の生徒たちが改善を求めて、議会に陳情を行った。生徒たちの思いと向き合った大人の対応を取材。陳情に向け生徒たちの意見を取りまとめた關健汰は「自分が思っていた以上に、危険個所が多く出てびっくりした」とコメント。生徒の9割が自転車通学だという常澄中学校。授業で危険だと思う通学路を出し合った。その内容をG7内務・安全担当相会合の関連イベントで発表した。それだけでは足りないと考え、水戸市議会に提出した陳情の内容を紹介。陳情を受け市議会が現場を視察し議会で審査しその結果陳情が採択された。市の担当者が学校を訪れ、現段階での検討状況を伝えた。一方、信号機の設置などは基準に沿って判断されるため簡単にはいかないことも説明。結果について陳情した生徒は「自分の考えを声にするのが大切」「水戸市のみんなのために活躍できたと思いうれしい」などと述べた。