目黒川では葉桜が目立ち始めた。埼玉県熊谷市のさくら名所100選にも選ばれた桜並木の河川敷では、全長2kmにわたり約500本のソメイヨシノが咲いていた。ここでは熊谷さくら祭が行われ、昨日までに約10万人が来場した。桜が満開になったのは今週月曜日で、祭りの期間は当初4日までだったが開花状況に合わせ2度延長した。今週月曜日に満開を迎えた茨城県水戸市では、湖沿いなど約700本の桜が見頃を迎えていた。開花の遅れの影響で、水戸の桜まつりは当初7日までだったところ明後日まで延長された。東京八王子市の高尾山の登山口のケーブルカーの駅前の広場にある約4mのソメイヨシノは、今年度中に伐採されるという張り紙があった。東京都多摩環境事務所によると老木化により内部が空洞で倒木の危険があり、地元の商店会などと協議し伐採が決まった。伐採は桜の花が散ってから行う予定だという。週末、関東は晴れて気温が上がり、日曜日には広く夏日となる予想である。