チコちゃんがなんでウナギはヌルヌルしているの?と聞いた。正解は負け組が滝を登るときにも必要だから。ヌルヌルはムチンというたんぱく質の一種でなめこ、オクラ、山芋にもある。ウナギのムチンは岩や砂利から体を守る防御の役割がある。野間口徹が多摩川下流で暮らすウナギに扮して解説した。ウナギの仔魚・レプトセファルスは黒潮に乗ってマリアナ諸島から多摩川下流にやってくる。下流で暮らすウナギのほうが成熟するスピードがはやく下流は一等地だがその分ライバルが多く競争が激しい。競争に負けたウナギは敵が少ない上流を目指して滝を登る。ウナギは水中ではエラ呼吸を行うが陸上ではヌルヌルを通して酸素を取り入れる皮膚呼吸もできるため岩を登ることができる。なかには46mの滝を登ったウナギも。しかしダムの壁は登ることができないためウナギの生息域も狭まっている。2013年に絶滅危惧種に指定されウナギの食文化は養殖で保たれている。
住所: 神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-3
URL: http://www.fra.affrc.go.jp/
URL: http://www.fra.affrc.go.jp/