今日は世界初のノドグロ完全養殖の現場を紹介する。ノドグロの漁獲量は2016年をピークに減少傾向にあり、それに伴って値段も上昇している。こうした中去年近畿大学が世界で初めて養殖ノドグロの卵から育てたノドグロの完全養殖を成功させた。富山県にある近畿大学の研究施設では富山湾の水深100メートルからポンプで海水をくみ上げ、天然のノドグロが生息する環境を再現している。ノドグロは高水温に弱いため、この冷たい海水を使用することで周年飼育を可能にしたという。施設は2024年の能登半島地震で大きな被害を受け、海水をくみ上げていた配管も破損してしまい、約8000匹のノドグロが死んでしまった。この時職員は配管を手作業かつ徹夜で修理し、ノドグロの全滅は避けた。初めて完全養殖に成功した養殖稚魚は今後3年ほどで産卵ができるようになり、次の世代に養殖のサイクルを繋いでいく。近畿大学ではノドグロの美味しさをPRするために期間限定で飲食店で提供をし、7~8年後には完全養殖ノドグロの提供を目指すとしている。
住所: 神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-3
URL: http://www.fra.affrc.go.jp/
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