人の手で卵から育てられた完全養殖のウナギがきょうから販売される。1年半かけた大きくなり、脂乗りがよくなったウナギ。大分県の水槽で育てられた完全養殖のウナギ。炭火で白焼きにした後、蒸され、秘伝のタレを4回くぐらせながら焼いた。価格は1尾4860円からで、午前10時からインターネットなどで数量限定で販売される。近年、高値が続くウナギ。ニホンウナギは日本から約2000キロ離れたマリアナ諸島近くの海域で卵から生まれ、約5センチの赤ちゃんウナギ「レプトセファルス」に育った後、ぐんぐん成長し、日本近海にやってくる。大きくなると、産卵のため再びマリアナ諸島に向かう。ウナギは稚魚であるシラスウナギから育てる養殖がメインだったが、シラスウナギの漁獲量は年間5トン~30トンと年によって大きく変動し、そのたびに価格が乱高下してきた。そんな中、取り組みが始まったのが卵から育てる完全養殖。養殖に取り組んできた会社の社長は「住まいが養鰻場の中にある。ウナギとともに暮らしていますので私たちにしかわからないウナギが発するサインや積み上げてきた経験がある」「うぎの従業員は暑い時も寒い時も頑張っているので、そんな従業員に夢とか誇りを持たせてあげようと思ってこの挑戦をしました」と話した。ウナギの完全養殖に初めて成功してから16年。これまでは30万個の卵からシラスウナギまで育つのは100匹ほどで、1匹あたりの生産コストは4万円だった。鶏の卵をベースにしたエサに変え、水を交換する頻度を上げると生存率は従来の10倍に。1匹あたりの生産コストは1800円まで下がり、事業化に成功した。
住所: 神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-3
URL: http://www.fra.affrc.go.jp/
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