川の危険なポイントを調査すべく訪れたのは、東京・多摩地域を流れる秋川。都心から電車で約1時間で行くことができる川遊びの人気スポット。斎藤理事によると川での注意ポイントは3か所。1つ目がカーブになっているところ。カーブの内側は流れが緩やかだが、外側は比較的速くなっている。次は「ふち」と呼ばれる急に深くなるところ。ヒザ下が水深50センチのところから一歩先は水深1メートルとなっていた。3つ目は「岩」。岩の側は水深が深くなっていることが多いそうで、ここで測った場所では大人の胸の高さほどもある140センチを超えていた。岩場は川の流れにより川底が削られて深くなっているという。また、小さな岩がある場所は滑りやすく転びやすいため注意が必要。斎藤理事によると事故を防ぐためには「川の深さを確認すること」「ヒザ下までの深さで遊ぶこと」「ライフジャケットを着ること」が大事とのこと。