能登半島地震で住宅などへの被害が相次いだ氷見市の姿地区できのう、市側と住民による意見交換会が開かれた。意見交換会は能登半島地震からの復旧復興に向けて開かれたもので、きのうは篠田伸二副市長など市の幹部5人と姿地区の住民16人が意見を交わした。このなかで市の担当者は、被害を受けた世帯を対象にした住まいに関するアンケート調査の結果、災害公営住宅の入居を希望した多くの人が商業施設や病院などの近くに建設するよう求めていることを説明したうえで、市の中心部に位置する「比美乃江小学校サブグラウンド」と「旧栄町医師住宅敷地」の2か所を有力な候補地として計画を進めていることを明らかにした。市は、災害公営住宅の建設場所について住民に明らかにした2か所を有力な候補地としつつも、ほかの地区の意見交換会などを踏まえてほかの場所での建設の可能性も検討していく考えを示した。