さくらジャパンの永井友理選手。日本代表の出場試合数は203試合、70得点をあげてきた。アジア大会について永井選手は「パリオリンピックを目指してやっているので通過点。いち早くオリンピックの切符をとりたい」などと述べた。2年前にキャプテンに就任。目指してきたのは1つにまとまり戦い抜けるチーム作り。永井選手は東京五輪での苦い経験があった。日本は予選リーグで5戦全敗。永井選手は「1つになりきれなかった。コートの中で動きの違いが生まれてしまった」などと話した。1つにまとめるために若い選手が積極的に意見が言える環境つくり。苦しい場面でチームが行う約束事を決めた。何か言うのではなくお互いの顔を見るというもの。取り組みの成果が問われたのが今月2日に行われた強化試合。前半日本は思うようにパスをつなぐことができなかった。そうした中、後半開始前にチーム全体で意思の統一をした。本来の動きを取り戻し、3対0で快勝。