建築家・永山祐子さんはデザインは「“美しさ”を人と共有するための手段」と話す。永山さんは滋賀・大津 坂本地区を訪ねた。そこは石垣づくりの職人集団『穴太衆』の本拠地。15代目の穴太衆頭・粟田さんに石垣の積み方などについて教えてもらった。石垣は『遊び』の空間を作ることで圧力を受け止め、地震などで大きな崩れになるのを防ぐという。永山さんは「単なる機能だけではなく美しさを共有するというところに最終的には向かっていくと感じた」と話した。
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