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- 相葉雅紀
ニューヨーク屋敷は本多さんチ特集の大ファンだと話した。
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静岡市葵区杉尾の山の上に暮らす9人家族の本多さんチに密着。取材を始めたのは2011年。2011年4月、取材スタートは次女・唱和ちゃんの小学校入学式だった。全校児童は5人、そのうち4人が本多兄妹。父・信章さんは建築士で月収約50万円。家賃0円の空き家があると知り独断で引っ越しを決めた。夫を支えるのは母・麻子さん。本多さんチのルールは朝食は自分で用意すること。麻子さんはバスが通っていないためまずは長男の響くんを隣町の中学校に車で送り、そのあと三女瑶歌ちゃんと四女南呂ちゃんを保育園へ。子どもを送った亜とはお茶工場でパート。小学生4人組は仲良く学校に登校した。唱和さんは同級生がいないため学校がつまらないと感じていた。
2012年3月、父・信章さんの出張に麻子さんが同行し子どもたちだけで初めて留守番することになった。子どもたちはフキノトウを採り天ぷらにした。次男・拍くんはチャーハン作りに挑戦した。2013年、家賃無料の期限が過ぎたが信章さんは家賃を支払いこのまま山の上に暮らす決断をしていた。2013年10月、節約のため米作りを始めていた。2015年1月、JA主催のお米をテーマにした作文と絵画のコンクールで長女・和声ちゃんの描いた絵が表彰された。
山の上に暮らす9人家族の本多さんチに密着。長女・和声ちゃんが絵画コンクールで内閣総理大臣賞を受賞。しかしこれが三女・瑶歌ちゃんとの間に亀裂を生むことに。2015年に和声ちゃんは小学校を卒業。三女・瑶歌ちゃんはハムスターをプレゼントし手紙を読んだ。信章さんの独断で決めた山の上の生活だったが不便な生活に子どもたちはストレスを感じていた。
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2015年5月、信章さんは山の生活でストレスが溜まっている子どもたちのために家族バンドを結成し、山の公園で演奏することにした。中古のドラムをネットで購入した。信章さんは結婚前、建築士の傍らバンドでギタリストとしても活躍していた。子どもたちの名前は音楽に因んでつけられていた。演奏会で一家はボブ・ディラン「I Shall Be Released」の演奏を披露した。
信章さんと麻子さんの2人は1997年に結婚した。地元テレビ局の受付嬢をしていた麻子さんが信章さんに一目惚れした。しかし麻子さんは山の生活が窮屈になり、信章さんに離婚届を渡していた。ある日麻子さんは信章さんがしまっていた離婚届を破いて取り消した。
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2016年1月、長男・響くんと三男・旋律くんはともに受験を控えていた。信章さんも気にかけ声をかけるがそっけない対応をされていた。次男・拍くんは高校生になるとガールフレンドができ、帰りが遅くなっていた。信章さんは迎えの車の中で電話に出ない拍くんを叱っていた。
2016年3月、響くんは大学に合格した。しかし第一志望校は不合格だった。響くんは浪人生活をして東京工業大学を目指したが不合格だった。しかし弟妹たちは一生懸命勉強する兄を見て勉強するようになった。その後響くんは日本大学に合格して東京へ。拍くんは服飾専門学校、旋律くんは地元の大学に合格した。
2020年3月に南呂ちゃんが小学校を卒業した。家族全員が揃ったところを取材すると、子どもたちからは山を下りたいという声が聞かれた。それ以降コロナの影響で取材は中断となった。2022年2月に取材を再開。家にいたのは信章さんと和声さんのみだった。
2022年2月に取材を再開。2021年4月から麻子さんは和声さん以外の3人の娘と山を下りて街での生活を始めていた。和声さんも4月から大学進学で上京し建築学を学ぶ。麻子さんは取材NGとなっていた。2022年3月で廃校になる子どもたちが通った小学校の大掃除が行われた。そこで南呂さんは信章さんによそよそしい態度を取っていた。ピンチだと思った佐藤ディレクターは「news every.」で放送したVTRの上映会を考えた。
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離れ離れになった本多さんチを集めようと佐藤ディレクターは「news every.」で放送したVTRの上映会を考えた。
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佐藤ディレクターは離婚の真相を聞きに麻子さんのもとを訪ねた。きっかけは次女・唱和さんと信章さんが毎日大げんかしたことだった。麻子さんは「逃げ場があればよかった、町中だったら離婚しなかった」「信章さんは自分の籠の中に大切に守りたいという人で私は羽ばたいていくのを見たい」などと話した。麻子さんは現在娘3人と3DKのマンションに暮らしている。
2022年5月、信章さんは仕事で関東を駆け巡っていた。打ち合わせが終わると東京へ。長女・和声さん、長男・響さん、次男・拍さんの家を順番に訪ねた。帰り際、車を運転する信章さんは涙を流していた。6月、山の家を訪ねると瑶歌さん、唱和さん、麻子さんの姿があった。麻子さんは信章さんが好きなピーマンの肉詰めを持参してきた。信章さんはお昼ごはんに誘い、麻子さんが好きな菜の花のペペロンチーノを作った。両親の離婚について、瑶歌さんは「普段はお母さんと過ごしててどっちかといると平和な感じでいかなくて、山の上に帰るとお父さんが1人で寂しそうにしてた」などと話した。
スタジオに拍さん・和声さん・瑶歌さんが登場。両親の離婚後、瑶歌さんは「高校生らしいことはのびのびできたけど家族が一番一緒にいて落ち着くので全員いないのは寂しい」などと話した。
現在和声さんは大学の建築・デザイン学部3年生。将来は同じ建築を学ぶ響さんと2人で父の建築事務所を手伝うのが目標。2024年4月、瑶歌さんは第一志望大学の経営学部に入学。父の建築事務所の経営を支えるのが夢。東京で暮らす拍さんはファッションデザイナーとモデルの二刀流。1年前には自分で作った服の展示会準備に追われていた。宣伝の写真は父が撮影した。展示会に現れた父・信章さんは3か月ほどで体重約20キロ減と激やせしていた。
わずか3か月で激やせした信章さん。心配する子どもたちには酒をやめたせいだと言っているという。東京に来てもらい人間ドックを受けた。検査の結果異常はなかった。やせているのはホルモンの問題の可能性があるため再検査するという。
2023年8月、信章さんはお酒を解禁。信章さんはこれまでの自分のわがままを反省し母・麻子さんに2度目のプロポーズをしたいと明かした。
2023年9月、信章さんは和声さんを連れて終の住処を探していた。そんな信章さんが終の住処よりも真剣に取り組んでいたのはオリジナル曲作り。2024年3月28日、瑶歌さんの大学合格祝いのために兄妹が集まった。麻子さんと唱和さんは欠席。信章さんは集まった子どもたちに完成したオリジナル曲を披露した。