千葉県・市川市の江戸川の河川敷に置かれた謎の大型コンテナ。コンテナには「NPO」と団体名と思われる文字が書かれている。すぐそばには、国土交通省から立ち退きを求める看板があった。国土交通省によると、江戸川のような一級河川は国が管理していて、許可なく工作物などを置くことは禁止されている。記録によると、2000年からあり、所有者に警告を出してきたが立ち退かないという。コンテナに加えて、周囲にはヨットが10隻以上放置されたままの状態に。近所の人たちからは、大雨・強風・地震の際に危険だと不安の声が上がっている。番組は、コンテナ所有者の男性を取材をした。この男性によると、水辺の自然を体験させるNPOの活動をしているという。コンテナの中には修理用工具や、ライフジャケットなど入っていた。江戸川でヨットなどスクールでの貸出用だという。男性は不法であると知りながらも、今後もコンテナを撤去する予定はないとのこと。国土交通省も、強制的にどかすことはできないという。