埼玉県春日部市にある「首都圏外郭放水路」は、大雨の際に中小河川などの水を地下に引き込んで、下流の江戸川に流す洪水を防ぐ施設。地下空間に巨大な柱が立ち並び“地下神殿”とも呼ばれていて、平時は見学ツアーが行われているが、関東地方整備局はより多くの人に訪れて、防災意識を高めてもらおうと、これまで非公開だった場所に、実際に入って見ることができるツアーを、来月中旬から始める。現在、年間6万人ほどのツアーの参加者を、今後、年間10万人までに引き上げたいとしている。
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