1950年代は親同士の決めたお見合い結婚。初婚年齢の平均は男性約26歳、女性約23歳。結婚前の女性たちのために、泊まり込みの「花嫁道場」が作られた。1960年代に入ると恋愛結婚が普及。きっかけの1つが、昭和34年(1959年)4月10日、上皇ご夫妻、当時の皇太子さまと正田美智子さんのご成婚。1970〜1980年代は夫が外で働き、妻は家で全ての家事を行うのが一般的だった。19990年代に入ると、男女雇用機会均等法の影響もあり女性が男性を選ぶ時代に。当時、「花婿口座」が続々と出来た。90年代の夫婦は、どんなことでけんかをしていたのか。巨人が負けると機嫌が悪くなる夫と妻の喧嘩がはじまるという。喫茶店を営む妻と、その夫。夫は釣り好き。夫だけ趣味を満喫しているという。時代とともに変化する夫婦のかたちを大調査。昭和、平成と、時代とともに変わっていく夫婦のかたち。令和に注目される新しい夫婦の形が、マッチングアプリで結婚する夫婦。新しい夫婦の形も生まれる中、手紙で愛を育んだ夫婦もいる。マラソントレーナーの坂本さんは、1962年に妻の節子さんと出会った。文通で愛を育んだとのこと。1968年に結婚。節子さんが72歳のときすい臓がんが判明。坂本さんが家事をやるようになった。それから7年後、節子さんは亡くなった。81歳の生涯を閉じた。