農林水産省はことしのコメの需給見通しを発表し、主食用米の生産量について下方修正した。ただ、前の年よりも増加するという。農水省は今月24日、新米が流通しても価格高騰が続くコメの流通状況について「健全な状態ではない」との考えを示し、備蓄米の運用を見直すと発表。備蓄米はこれまで供給量が大幅に減ったときのみ放出が検討されてきたが、きょうの有識者会議では円滑な流通に支障が生じた場合にも備蓄米を売り渡すことができるようにする変更案などについて議論された。
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