江藤農林水産大臣は、2024年度産のことし1月のコメの全銘柄の相対取引価格が「1990年以来、最高値になっている。流通でどこかで目詰まりが起こっている証左だ。小規模なところにも今後聞き取りをして行く」としたが、具体的な価格の見通しについては言及を避けた。今月17日の衆院予算委で立憲民主党・近藤和也議員の「お米の今の値段、高すぎると思いませんか?」との問いに対し、石破総理は「倍とは言わないが、5割は上がったという実感は持っている」とした。ネットでは「倍か倍以上だ」「実際にスーパーに足を運んでよく見て来い!」との声があがっている。スーパーでの販売価格の推移では、今月3日~9日の価格は5キロで3829円で、前年同時期に比べて約1.9倍になっている。そして、備蓄米が来月店頭へ。3月半ばに15万トン引き渡し、正常化しなければ追加放出も。3月末~4月に店頭に並ぶ見通しだという。江藤農林水産大臣はおととい「流通市場は動き出したと受け止めていいのでは。コメの先物市場を見ても今までにない数が取り引きされている」と発言している。卸売り業者からスーパー・小売り店に、お米買いませんか?」と連絡がきているとのこと。放出決定がきっかけに活発化している。公明党・赤羽一嘉衆議院議員が新幹線「のぞみ」で、炭酸水を注文し「値段は通常価格の1.5倍高い160円!ナ、ナント、300mlリットルのミニサイズ、酷いな~、二度と買うことはないでしょう」とSNSに投稿した。この投稿が炎上している。東海道新幹線「のぞみ」「ひかり」で、おととし東京−新大阪間の車内販売終了している。現在は、スマホなどで注文できる「モバイルオーダーサービス」が、グリーン車限定で導入されている。衆参両院議員には、JR無料パスが支給されている。グリーン車を含む全国のJRを無料で利用できるとのこと。赤羽議員は、投稿を削除し謝罪した。