スーパーで売られたコメが12週連続で最高値を更新。スーパーで販売されたコメの平均価格は、去年の同じ時期より2倍以上高い4197円で、12週連続で最高値を更新した。一方、江藤農林水産相は大手集荷業者を通さずに農家が直接、卸売り業者や外食などに販売したコメが去年よりも44万トン多かったと明らかにした。また、コメの在庫については、コメ不足の不安感から生産者や業者が大量の在庫を積み上げたことで19万トン増えたとしている。こうしたことから、コメの高騰は高値でも買い取る動きが広がり、在庫が広く薄く分散したことが要因となっているとみられる。