今回放出される備蓄米は令和5年度産で古米と呼ばれるものだが、味が劣るわけではないと江藤農水相自ら食べてアピールした。おとといからは備蓄米の3回目の入札が開始、今回は流通ルートを変化させ卸売業者から別の卸売業者への売買を可能とした。農水省が公表した米5キロあたりの平均価格は、去年の同時期より2倍以上となる4217円で、15週連続で最高値を更新している。家庭の食卓では米から他の食材に変更する動きも。朝食に米を食べる傾向が減少する一方でシリアルを食べる傾向が増加、昼食では麺・パスタを食べる傾向が増えて脱コメの動きが加速している。またコンビニ・弁当業界でもコメの代替品を拡大する動きが起きており、ほっかほっか亭ではコメを使わない弁当を今月1日から発売、ローソンでもコメの量を減らしその分を麺とおかずで補完した「おかズドン!」シリーズを発売している。ナチュラルローソンでももち麦を使用したおにぎり3品を発売している。