中国のEV大手・BYDの関係者によると、日本独自の規格である軽自動車を中国で開発し、2026年後半にも日本で販売する計画だという。BYDは自社開発した低コストで航続距離の長いバッテリーを武器に、日本の軽EVの価格帯である250万円程度を基準に最安価格での販売を目指すことになる。生産は江蘇省の常州工場で行われる見通し。FNNの取材に対しBYD幹部は「生活に必要な道具という意味合いでは軽EVが日本に合っており、日本のEV化促進に寄与するだろう」と進出の狙いを語った。BYDは中国で販売する車種をそのまま海外に輸出してきたが、特定の国の規格に合わせた初の参入となる。