投資家の期待を集めた東京メトロ。成長を目指し、力を入れるのは不動産事業。東京メトロが土地と建物を所有している物件はビジネスホテルチェーンのスーパーホテルとして2009年に開業。現在は増築工事を行っていて客室は113から201に増やす計画。リニューアルの目玉となるのが天然温泉の大浴場のほか、ファミリー層向けの大きめの客室を増やしビジネス客だけではなく訪日外国人のニーズにも応えるねらい。大田区の住宅街にある老人ホーム「チャームスイート旗の台」は、もともと社宅があった土地を活用し東京メトロとして初めてとなる介護付き有料老人ホームを今年7月にオープンした。不動産開発への投資を加速する東京メトロ。今後、力を入れていくエリアがあるという。東京メトロ・山村明義社長は「表参道、銀座、広尾といったエリアは特色を出しやすいので注力していきたい。これからも駅を中心に人が集まって行き来して何か新しい事が始まることを後押ししたい」とコメント。
住所: 東京都豊島区西池袋1