関東大震災から100年の節目の年となっている。相模湾北西部を震源とするM7.9の地震であり、約10万5000人が火災のために亡くなり、約29万棟が全壊・全焼している。日本では5月に能登地方で地震が発生し、台風6号は九州などで、台風7号は中国地方で大きな被害を及ぼした。また、アンケートでは普段から防災を意識しているかアンケートを取ると26.9%が意識していないと答えている。また、備蓄や家具の固定などの防災対策は両方していると25.7%が答え、備蓄のみは39.8%、家具の固定のみは12.3%、両方していないと22.3%が回答。避難・経路場所の確認は66.6%が出来ていると答えている。去年の9月の台風9号では宮崎・串間市で避難所の窓ガラスが割れている。20年の台風10号では長崎・五島市の福祉センターで窓ガラスが割れている。16年の熊本地震では熊本・益城町の避難所の窓ガラスが割れるなど、窓ガラスも防災のために重要となっている。「防災安全合せガラス」というものも存在し、こちらはガラスとガラスの間にフィルムがあることで衝撃に強く自動車のフロントガラスなどに使われ、衝撃に強く空き巣被害にも強いのが特徴となっている。このガラスの導入も重要となっているが、全国の小中高等学校で2.6%しか導入が進んでいない。衝撃に強い強化ガラスは衝撃に耐えきれなくなると粉々になってしまうのに対して、防災安全合せガラスは衝撃に耐えられなくても粉々にならずに残るのでより安全となっている。防災安全合せガラスは普通のガラスの4倍ほどの値段となるが、防犯にもなるためにより安全となっている。