「梅雨」は、中国の長江下流域で、梅の実が熟す時期に降る雨であることから、「梅」の「雨」と書いて「ばいう」と呼んだという。「つゆ」という呼び方には諸説あり、露にぬれてしめっぽい時期であることから、露がつくという意味の「露けし」に由来する説や、熟した梅の実が潰える時期であることから、潰えるという意味の「潰ゆ」に由来する説、カビのせいで食べものがだめになりやすい時期であることから、カビが生えて食べものが駄目になることを意味する「費ゆ」に由来する説があるという。木村は、「入梅」は、暦の上での梅雨入りを指し、ことしは6月10日で、「梅雨入り」は、気象庁が発表するもので、それぞれ違うものだなどと話した。関東甲信の梅雨入りは、例年6月7日だという。