妻夫木聡から名刺をもらうところから始まったインタビュー。そこには「宝島」宣伝アンバサダーという肩書が。映画「宝島」の舞台は戦後アメリカの統治下の沖縄。当時を生きる沖縄住民の怒りや葛藤などが描かれている。映画は当時出来事を徹底的に調べ、リアリティーを追求し制作された。実際におきた暴動を描いたシーンでは、大規模なセットで再現。のべ2000人のエキストラが参加した。1959年、小学校に米軍機が墜落し、子どもを含む200人以上が死傷した事故。妻夫木は、作品で重要なシーンとして描かれているがセットを組む美術スタッフのやり取りが印象的だったといい、「どういうふうに墜落してその中で犠牲者がいっぱいでたと、もっと気持ちを入れて全部やり直せとやり直させたんですよね」「それを聞いたときにはもっといろんなものを背負って演じなきゃいけない 覚悟みたいなものが芽生えました」などと語っていた。
