インフルエンザの急激な流行拡大にともない、沢井製薬は、治療薬「タミフル」のジェネリック医薬品について、製造が追いつかないとして一時的に供給を停止すると発表した。沢井製薬はインフルエンザの治療薬「タミフル」のジェネリック医薬品を製造しているが、去年12月からのインフルエンザの急激な流行拡大で、薬の需要が想定を上回り、製造が追いつかない状況だという。こうしたことを受け、沢井製薬はおととい付で、「オセルタミビルカプセル75mg」と「オセルタミビルドライシロップ3%」 について供給を一時的に停止すると、医療機関などに伝えたという。供給の再開時期は、カプセルは2月上旬、ドライシロップは1月下旬を予定しているということで、沢井製薬は「医薬品の安定供給を確保できず、心より深くお詫び申し上げます」としている。